女性特有

覚えておきたい一時的に汗を止める方法

人の体の発汗反射を応用

女優さんで、ライトを浴びてどんなに熱くても汗をかかないという人がいるそうですが、それは職業柄、厳しく鍛錬を積んだたまものでしょう。ふつ
う、私たちには、出てくる汗を止めるというのは難しいこと。実際、人間は汗によって体温調節をしているのですから、ピタリと止めるのはどだい無理な話です。

しかし、人前に出るときや仕事の商談があるときなど、汗をふきふきというのも恥ずかしいですし、相手との距離が近ければ汗のニオイも気になります。そんなとき役立つ、一時的に汗を止める方法をご紹介しましょう。

人の体はある部分が圧迫されると、その部分の汗が蒸発しにくくなるため、発汗量が減ります。しかし、そのとき、体全体の発汗量を一定に保とうという機能も働くため、減った分、他の部分で多く汗をかくようになるのです。

顔の汗を一時的に止めるには両バスト5cm上を圧迫

つまり、汗をかきたくない部分があれば、他のところで発汗させて、そこの汗を抑えるということが可能になります。

頭や顔の汗を抑えたければ、両方のバストの5cm上あたりを両手でギュッとつねるか、親指で強く圧迫します。お化粧くすれや発汗を、完全に止めることは無理ですが、刺激した部分から上の発汗が一時的に止まります。

つねったり圧迫したりするのが無理なら、ブラジャーのホックをいつもよりひとつきつくします。着物を着ているときは、帯紐を胸の上でギュッとき
つめに結んでおけばいいでしょう。

また、下半身の汗を止めたいときは、左右の腰のあたりをギュッとつねることで、一時的に汗を抑えることができます。


更年期の多汗の治療法

まずは、婦人科を受診して更年期のチェックを

服がぐっしよりぬれるほど汗をかいたり、仕事中だろうが外出先だろうがおかまいなしに汗が吹き出すという状態になると、日常生活の見直しだけでは、とても対応できません。

多汗であること自体がストレスになり、寝不足や不眠から体温調節の不調が続くと、甲状腺ホルモンが低下し、意欲低下などにつながる場合もあります。

生活に支障が出るほどの症状があるときは、病院を受診することをおすすめします。一般的な多汗症の場合は、形成外科やペインクリニックなどを受診しますが、更年期からくる多汗が疑われる場合、まずは婦人科を受診しましょう。


更年期の汗とニオイ対策

呼吸法や着るもので調節を

更年期の汗は、前触れもなく、どこででも出ると思っておいたほうがいいでしよう。必要以上にあわてたり恥ずかしがると、かえって汗の量が増すので、ゆったりかまえましょう。

汗が吹き出してきたら、ゆっくり腹式呼吸をすると、自律神経のうちの交感神経の働きがやわらぎ、症状を軽くするのに役立ちます。

また、更年期の汗は濃くて蒸発しにくいので、衣類の脱ぎ着で調節できるよう、外出時は重ね着をしましよう。肌に直接触れる部分には汗をよく吸収する綿素材、上着には発散作用のある絹などを着て、汗が出はじめたら1枚脱いで、おさまったらまた重ね着します。こうすれば、出た汗の蒸発をコントロールできますし、吸収と発散の作用が体温調節にも働きかけて、多汗の予防にもなります。 


更年期に起こる多汗とニオイ

汗腺機能を調節していた女性ホルモンが減少

更年期を迎えるころの女性から、「暑くもないのにやたらと汗が出てきて困る」、「汗とニオイがひどくなって…」という訴えをよく聞きます。

更年期の症状にはさまざまあり、のぼせ・冷えなどと並んで、全身に汗をびっしよりかくことも、代表的な症状といえるでしょう。

更年期になると、女性ホルモンの分泌が低下してきますが、もともと女性ホルモンには汗腺の調節機能があります。ところが、更年期になって女性ホルモンが減ってくると、汗腺機能の調節が乱れてきます。その結果、体温調節がうまくいかなくなり、体を動かしていないのに汗が出てきたり、昼間だけでなく寝汗もかくようになるなど、時間や場所に関係なく汗が多くなるのです。 


外陰部の気になるニオイ

性器も、ニオイがあって当たり前

最近、性器周辺のニオイを気にする女性が増えています。場所が場所だけに、他の人とくらぺることもできず、また相談もしづらいため、ひとりで悩んでしまうのでしょう。ニオイがあるだけでおかしいと思ってしまう人もいるようですが、性器も人間の体の一部なのですから、多少のニオイがあるのは当たり前なのです。

ただ、肉や油っこいもの、ニオイの強いニンニクやニラなどをたくさん食べすぎると、体臭が強くなるように、性器周辺についても、同じようなことがいえるでしょう。

また、汗をかきやすい部位なので、月経中でなくとも下着やストッキングで締めつけていると、蒸れてニオイが強くなりがちです。

このようなことに気をつけても、まだ気になるニオイがあるときは、次のようなことが考えられます。


月経とニオイの関係

月経の影響を受けて変化するニオイ

女性の体臭は、月経周期に合わせ微妙に変化しています。

月経周期は、女性ホルモンの分泌に応じて変化していきますが、月経前になると、ホルモンの影響で皮脂腺が刺激され、皮脂が多く分泌されるようになります。分泌される皮脂があまり多いと、腺の出口が詰まり、皮脂腺中の脂肪酸が酸化し、ニオイがより強くなります。

とくにワキガの人の場合は、月経が近づくと、ふだんよりニオイが強くなる傾向がみられるようです。

ただし、月経周期のニオイ変化には個人差があり、排卵期に強く感じる人、月経前にきつくなる人などさまざまです。

これは、嗅覚の変化も影響しているのかもしれません。女性の嗅覚はホルモン分泌の変化に影響され、一般的に、排卵期になると嗅覚が敏感になり、月経時には、やや鈍感になるといいます。妊娠時にも嗅覚が敏感になるといいますが、体調の変化で、少しのニオイの違いも強く感じるのかもしれません。


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