ニオイを消す方法

自然な香りを身に付ける

好きな香りでストレス解消、ニオイも減って一石二鳥

体臭対策を考える場合、ストレスはもっとも避けるべき要因のひとつです。ストレスを解消し、心身ともにリラックスできるのが、エッセンシャルオイル(植物の精油)を使ったニオイ対策です。エッセンシャルオイルにはさまざまな薬効がありますから、それを生かしてニオイ対策を図りましよう。

たとえば、ラベンダーやローマンカモミール、ビターオレンジなどは、鎮静・リラックス効果のあるオイルです。これらを湯船に数滴たらせば、ゆったりとリラックスできるでしよう。入浴後に、これらの精油をブレンドしたマッサージオイルをみぞおちや足の裏などに塗り、もみ込むように浸透さ
せると、さらにニオイ対策に有効です。

血行を促す働きがある口ーズマリーやラベンダーなどは、良い汗をかくようになりたい人に役立ちます。また、足のニオイに悩んでいる人には、抗菌作用の強いティートリーやユーカリ、ラベンダー、レモンなどを入れた足湯がいいでしょう。

ニオイに敏感になりすぎて、何でも消臭してしまおうというのではなく、リラックスできる自然な香りを楽しみましよう。最後に、簡単に作ることができるアロマローションとマッサージオイルを紹介しておきます。皆さんも、ぜひ自然な香りを身に付け、それを楽しむ生活にトライしてみてください。


デオドラント剤と上手に付き合おう

制汗剤・デオドラント剤の基本的な作用は五つ

デオドラント剤に求められる基本的な作用は、次の五つに大別できるでしょう。

  1. できるだけ汗を抑える
  2. 菌の繁殖を抑える
  3. 発生したニオイを、消臭・脱臭する
  4. 快い香りでマスキングする
  5. かいた汗を吸収し、ふきとる

現在市販されているデオドラント剤は、これら五つの作用を組み合わせて製品化されています。さらに、デオドラント剤を選ぶポイントは、防ぎたいニオイが、単なる多汗からくるものなのかワキガ臭かで大きく違ってきます。ニオイの原因によって、五つの作用のうち、どれに重点を置いたものかをよく見きわめてデオドラント剤を選ぶようにしましょう。


冬に欠かせないフットケア

足のニオイを防ぐ5つの鉄則

足のニオイが気になるのは、夏よりもむしろ冬です。とくに女性の場合は、ブーツなどムレやすい靴をはく機会が多い季節です。そこで、次の5つのポイントを押さえて、足のニオイケアを心がけましょう。

①制汗

スプレーやクリームなどを足の裏や指の間に塗り、汗を抑えます。塗ったら、靴をはくまでに、きちんと乾かしておきましょう。

また、靴の内側に防水スプレーを噴射しておくと、足の汗が靴にしみ込みにくくなり、靴の湿気を防ぐことができます。

②ムレ防止

素足ではなく、ストッキングや靴下をはいて靴を着用するようにしましょう。靴下をはいているだけで足のムレ防止に役立ちます。できれば、汗をかいたら、すぐはきかえるよう心がけましょう。

③消臭

消臭剤はスプレータイプがほとんどですが、ストッキングの上からでも汗をふきとることができるシートもあります。靴を脱ぐとき、あるいはニオイに気づいたときにケアしましょう。

④インナーソールで吸汗

吸汗性のあるインナー(中敷)を靴に入れると、足のムレを軽減できます。インナーはスペアをいくつか用意し、使用後は取り出して乾燥させましょう。

⑤靴の消臭・防臭

脱いだ靴は、スプレータイプの抗菌剤、消臭剤などを噴射して乾燥させます。一日中はいていた靴には乾燥剤を入れて陰干しし、できれば2日間は休ませたいものです。

また、金属の消臭効果を利用して、十円玉をひとつずつ入れておくと、靴のニオイが除去できます。身近なものでは、使用済みの使い捨てカイロや、お菓子の乾燥剤なども役立ちます。これらは除湿効果があるので、靴に入れてリサイクルできます。

また、靴箱には新聞紙などを敷き、靴が吸った汗を吸収しやすくしましょう。コーヒーを入れた後のカスは、紙フィルターごと乾燥させて靴箱に入れておくと、靴のニオイを消してくれます。


夏の汗対策でニオイの悩み解消

衣服の選び方と汗のふき方

汗をかく目的は、蒸発による気化熱で体温を下げるということです。そこで、衣服は、熱の発散をじやましないものを着るようにしましょう。発汗の多いときには薄手のものを身に付け、「湿気を高めない」衣服内環境を整えましょう。

とくに、下着は発汗性・吸水性・乾燥性に優れた綿素材が一番です。素材がよくても、着方が悪くては汗がうまく吸収されず、いやなニオイを発生してしまうでしょう。通気をよくするために、締めつけすぎないよう気をつけて着るようにしましょう。

汗ふきには、乾いたタオルよりぬれたタオル

汗をふく場合、乾いたハンカチなどを使うことが多いものです。しかし、ニオイ防止を考えるのであれば、できるだけ、乾燥したタオルやハンカチではなく、硬く絞ったぬれタオルなどでふきましょう。

乾いたタオルは、汗の成分のうち、水分だけを吸収して、その他の成分を皮膚に残すことが多く、それが雑菌の繁殖を招き、ニオイの原因になってしまいます。また、ぬれたタオルのほうが、肌のべ夕つきがとれ、さっぱりします。アロマを使ったローションや、レモン水などで絞ったタオルでふけば、よりスッキリするでしょう。


汗腺トレーニングにトライしよう

いい汗かいてニオイ撃退汗腺機能を鍛えよう

スポーツやサウナで大汗をかくのも、いい汗をかく立派なトレーニングになりますが、毎日コンスタントに続けるとなると、慣れない人には大変でしょう。

もっとも簡単で効率よく汗腺を鍛えられるのは、日々の入浴によるトレーニング法です。その具体的な方法をご説明しましよう。

高温で手足浴

まずは湯船の3分の1から半分くらいを熱めのお湯(43~44度)で満たし、ひざ下とひじ先を10~15分ほどつけます。湯船の中に風呂イスなどを入れて座ると、ちょうどいい高さになるでしよう。

手足には、あってもあまり機能していない「寝たふり汗腺」が多数存在していますから、汗腺機能を鍛えるには、ここを集中的に温めるのが効果的です。

微温で半身浴・全身浴

次に、湯船に水かぬるま湯をたして36度くらいにし、再び10~15分ほどつかります。高温のお湯で高まった交感神経をしずめ、リラックスするためです。半身浴でも全身浴でもかまいません。

また、このとき、湯船にコップ1杯ほどのお酢を入れると、より効果的です。風呂上がりの水分補給にも、リンゴ酢や黒酢、クエン酸などのドリンクを意識的にとるといいでしょう。

風呂上がりに

お風呂から上がった後は、自然に汗が蒸発しざるまで衣服を着ないようにしましよう。扇風機やエアコンで、強制的に体を冷やすこともいけません。


薬用風呂でニオイケア入浴

ニオイを抑える天然薬用入浴法

身も心も癒すだけでなく、ニオイ予防・解消にも効くお茶や薬草風呂を紹介しましょう。

漢方茶風呂

中国で古来から行われている入浴法です。脱臭効果のあるフラボノイドと、脂肪分解酵素がたっぷり含まれている雲南茶を適量入れて入浴します。とくに脂性の人におすすめです。

ただし、浴槽に茶渋がつきやすいので、入浴後の浴槽は早めにきちんと洗いましょう。

笹風呂

西日本の一部では、今も残っている入浴法です。熊笹には殺菌・防腐作用のある葉緑素や多糖類が含まれており、これらが汗のニオイを軽減してくれます。

マコモ風呂

マコモは、川や沼に群生するイネ科植物で、これを加工し微生物を含んだ粉未が市販されています。お風呂にこの粉未を入れると、微生物が汗やアカなどの腐敗物質や、体臭の元となる雑菌、老廃物を食べて分解してくれます。体臭予防となる上、清潔で健康な皮膚を保つことができます。

また、マコモは汚れを分解して水を浄化する効果もあり、何度沸かし直しをしても、含まれた微生物は死滅しません。

酵素風呂

入浴には、汗腺や皮脂腺にたまった汚れや皮脂を浮き出させ除去する効果があります。酵素風呂には、体の脂肪分やホコリを分解して清潔に保つ働きがあるので、入浴効果をさらに高めてくれます。また、血液の循環を促進するので、新陳代謝もよくなります。

とくに、未ヌカの酵素風呂には、肌にうるおいを与えてなめらかにする効果もあります。


腸内バランスを整え体臭予防

善玉菌を確実に増やす毎日のヨーグルト

腸の中には百種類を超える常在菌が住みついているといわれています。このうち、ビフィズス菌などの善玉菌は、腸内の消化・吸収を助け、免疫力を高める役割を持っています。一方、ウェルシユ菌などの悪玉菌は、腸内のたんぱく質を分解し有毒物質を作ります。これが便を臭くする原因にもなります。そのほか、大腸菌など日和見菌といって、もともと悪玉菌ですが、食事や体調により善玉菌にもなる菌も腸内にはいます。
これら腸内の菌のバランスが崩れ、ビフィズス菌などの善玉菌の数が減ると、悪玉菌が一気に増加し体臭を臭くすることにつながります。

腸内の善玉菌を増やすには、ヨーグルトを食べてビフィズス菌を直接補給するのが最適です。ただし、経口摂取したビフィズス菌は、胃の酵素によってあらかた死滅してしまうので、毎日欠かさずヨーグルトを食ぺ続けて、少しずつ善玉菌を増やしていきましょう。


加齢具には抗酸化食品を

老化防止に欠かせないビタミンE

加齢臭を予防するには元になる活性酸素を抑制することが大切です。

活性酸素を退治する働きを「抗酸化作用」といいますが、ビタミンCやE、カロチンなどには、強い抗酸化作用があります。

とくに、ビタミンEは「若返りビタミン」といわれており、油の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。老化防止には欠かせないビタミンといえるでしょう。ビタミンCと一緒にとると、CがEの抗酸化作用を高めてくれるので、より効果が上がります。

また、ビタミンEは、酸化しやすく熱に弱いので、植物油から摂取する場合はドレッシングオイルなどにして、非加熱のまま使うようにしましょう。玄米や胚芽にも多く含まれるので、主食を玄未や胚芽米(パン)などにして、日々の食事でコンスタントに摂取するといいでしょう。 


ワキガ臭を抑えるリンゴの効果

ワキガ臭を抑え加齢臭予防にもなるリンゴの繊維質

ワキガの研究が進み、そのニオイ発生の仕組みも徐々に解明されつつありますが、最近では、体内の「アポタンパク」という物質の生成を抑えれば、ワキガ臭を防ぐことができるという報告がなされ注目されました。

このアポタンパクを減らす働きを持っているのが、リンゴの繊維質といわれています。

また、中高年になって動脈硬化が進むと加齢臭が強くなりますが、リンゴの繊維は、この動脈硬化を改善させる働きもあわせ持つています。加齢臭予防のためにも、今一度リンゴのよさを見直しましょう。誰でもできるリンゴを使ったニオイ対策を紹介します。


いやな口臭には緑茶と梅干しが一番

ニオイ防止には、緑茶がチャンピオン

お茶には、緑茶、紅茶、ウーロン茶などいろいろあります。しかし、原料はすべて同じで、加工法が違うだけです。じつは、口臭予防効果にも、それぞれのお茶で違いがあります。

これら3種のお茶には、カテキン、カフェイン、各種アミノ酸が共通して含まれています。口臭・体臭を防ぐ効果があるのはカテキンやフラボノイド(ポリフェノールの一種)です。

カテキンには、体内でニオイ物質が作られる過程でストップをかける働きがある上、抗菌作用も強いため、口の中の雑菌を殺す効果が大です。また、フラボノイドにも消臭効果があるので、食後に飲む一杯のお茶は、天然の口臭予防薬でもあるのです。

このようなニオイに効く成分は、緑茶、ウーロン茶、紅茶の順に多く含まれています。

ただし、口臭の原因が虫歯や歯周病の場合には、ウーロン茶がおすすめです。ウーロン茶には虫歯や歯周病の菌を抑える成分が含まれているからです。中華料理などの脂っこい食事の後にも、ウーロン茶をはじめとした中国茶は有効です。紅茶も虫歯予防に効果があるといいますから、食後にお茶を飲むのは理にかなったことといえるでしょう。

ここで、お茶で口臭を消す、とっておきの方法を紹介しましょう。出がらしの茶菓を捨てずに、そのままガムのようにモグモグかむのです。口臭を素早く効果的に消したいときは、ぜひお試しください。


1
TOPPAGE  TOP